2月 給食写真
2月29日(木) 二色揚げパン
・二色揚げパン ・ワンタンスープ ・牛乳寒天フルーツポンチ ・牛乳 |
【一口メモ】
揚げパンは、今から70年ほど前に東京都の給食調理員さんによって考えられました。戦後の食糧難の中、風邪で休んだ児童に栄養をつけてもらうため、保存がきき、かつ硬くなったパンをおいしく食べてもらうために油で揚げ、砂糖をまぶすことを考えたそうです。今は給食を持ち帰ることはできませんが、調理員さんの子供たちを思う気持ちは今も昔も変わりません。3年生は最後の揚げパンです。しっかり味わって食べましょう!
2月28日(水) ジャンバラヤ
・ジャンバラヤ ・クリスピーフィッシュ ・ひじきサラダ ・せとか ・牛乳 |
【一口メモ】
ジャンバラヤはケイジャン料理です。アメリカ南部のミシシッピ川流域の郷土料理をケイジャン料理と言います。その中の代表料理のジャンバラヤは、ソーセージや魚介、人参、玉ねぎ、ピーマンなどの具を入れ、辛味の効いたトマト味で仕上げた炊き込みご飯で、スペイン料理のパエリアが起源とされるようです。チリパウダーやオレガノなどの香辛料を入れ、スパイシーな味にしました。えび、いかなどのうま味もたっぷりです。
今日も味わって食べましょう。
2月27日(火) さばの味噌煮と麦ご飯
・麦ご飯 ・さばの味噌煮 ・大根のハリハリ漬け ・かきたま汁 ・牛乳 |
【一口メモ】
さばにはDHAとEPAという体に良い脂が多く含まれています。DHAとEPAは脳神経を作るのにかかわる栄養素で記憶力や判断力をよくすると言われています。テストもだんだん近づいてきている皆さんにとって大切な栄養素ですね。DHAやEPAは、さんまやあじ、いわしなど背が青い、青魚に多く含まれています。今日はさばを味噌、生姜などで臭みを消し、柔らかくなるようにじっくり煮込みました。魚が苦手な人でも食べやすくなっています。ぜひ一口はチャレンジしてみてください。
2月26日(月) 肉丼
・肉丼 ・みぞれ汁 ・いちご ・牛乳 |
【一口メモ】
みぞれ汁は大根おろしが入った汁ものです。大根おろしの様子が冬に降る「みぞれ」に似ていることからみぞれ汁と呼ばれています。大根おろしには「イソチオシアネート」という辛味成分が入っていますが、加熱すると辛みが消えます。イソチオシアネートは抗菌作用があるとされていて、胃がんの原因となる菌を殺すことができます。また、胃液の分泌促進や整腸作用の効果もあるといわれています。肉丼をたっぷり食べて、みぞれ汁の大根で消化を助けましょう!
2月22日(木) たこ飯
・たこ飯 ・高野豆腐と鶏肉の甘辛煮 ・飛鳥汁 ・牛乳 |
【一口メモ】
今日は近畿地方献立です。たこ飯は兵庫県など瀬戸内海付近の郷土料理です。瀬戸内海でとれたたこを漁師さんが船の上でたことご飯を炊いたことが発祥だといわれている漁師飯です。高野豆腐と鶏肉の甘辛煮の高野豆腐は和歌山県の特産品です。和歌山県にある高野山のお坊さんが修行として食べる肉や魚を使わない精進料理で食べていた豆腐が厳しい寒さで凍ってしまい、それを翌朝とかして食べてみたところ、食感が面白くおいしいというので食べるようになったといわれています。飛鳥汁は奈良県の郷土料理です。牛乳が少し入ったまろやかなみそ汁です。今から約1400年前の「飛鳥時代」から奈良県で食べられていた料理なので飛鳥汁と名づけられました。近畿地方の味を味わって食べましょう。